あべかわきなこ
この間のメイキングのもうちょっとだけ細かい部分を補足させていただきますね。
1番描きたかったモフモフ部分はペンツールの細めの水彩筆を使って、まず標準レイヤーに真っ白に、それから乗算レイヤーにひたすらシュッシュと毛並みを。(まだまだ雑ですけどね・・・)
よく見たらまず薄い色で引いたレイヤーとその上にちょっとだけ濃く引いたレイヤーを重ねていたようです。さらにその上からまた乗算レイヤーで今度は大きめサイズのエアブラシを淵に乗せてます。
その後ろに見える黒いのはソファー? これも光沢部分を含めツールのエアブラシでささっと塗ったようです。
背景部分の構図は毛皮とモフモフしか当初考えてなくて、あとは赤い絨毯広げときゃいいやと思ってたんですがそれだとかなり赤が多くなるということに気がつきました。
それで窓とあまった部分に適当なカーテンをと思って描いたんですが、下絵なしに突発的に描いてますからパースとか知りません(笑)。よく見るとなんか部屋の構造自体おかしい気がしますがこの部屋はもともと異次元空間の中の部屋っていう設定だったのでまあいいか、みたいな・・・。
と、とりあえずカーテン部分はやっぱりまず標準レイヤで形だけ塗ってから乗算で影、さらにその上からフィルタ機能の描画→雲模様(だったと思います。岩模様っていうのもあるんですが)を乗算レイヤーで重ねて適当に色を薄くするとなんか変な柄になります。光沢部分は加算レイヤーでエアブラシでぼかしまくります。
あと窓の部分ですがとりあえず窓の枠部分を引いてしまって、影になるほうを上から乗算で描いて、下の窓枠を描いたレイヤにエアブラシで適当にそれっぽくまた影を入れて最後に乗算レイヤの上から加算レイヤでさらに光沢を出したみたいです。
……アップにすると線がいがみまくってたりするんですが、縮小してしまえばあまり気にならないので絵は最近大きめに描いてます。
……ヒョウなのか怪しい毛皮はほとんど人物の肌の塗り方と同じで乗算重ねまくってます。線画が邪魔だったので途中で消しました。
↓もう一度とりあえず完成形を。
とりあえずこんな感じでしょうか。ほんとにいつも適当なのでこんなので申し訳ないです。
それから最後の画面加工の別例について少し具体的に。
以下の絵(少し古くて申し訳ない)はとりあえず完成……にしてもよいのですが
標準レイヤーで表示するとこんなレイヤー↓(この状態は透明度59%ですが)を、
スクリーンレイヤーに変換して絵の上にがばっと被せると
こんな感じにぼやけるといいますかなんとなく周りが光ってる雰囲気が出たような気がします。
……いやー、あってもなくても同じじゃないかといわれるとまあそうかもしれませんが(笑)。
またまた長々と失礼しました。
この企画、とても参考になったり楽しかったのでこれからもいろんな方がやってくださることを願っています(笑)。
あまりにも遅くなってしまったので直接メッセージ送信をしておきました、ごめんなさい(汗)!
コメントありがとうございました!!